北マケドニア・スコピエ 聖キリル・メトディウス⼤学
2023年4⽉レポート
⽇本語での観光地図作成への着⼿を報告したが、学⽣諸⽒の努⼒で完成し、当地の⽇本⼤使
館に置いてもらえることになった。また、中東欧の⽇本語教師のSNSにも投稿予定である。
4⽉の講義では、学⽣が全員、不出席のために、2回、やむを得ず休講となった。在籍数が
少ないので、各⾃の不都合が重なると、こういう出来事が起きる。4⽉に限らないが、事前
に⽋席連絡をした学⽣についてはGranted Absenceとして、出席扱いにしている。(合理的
な理由に限ると伝えているが、現実には、詳細を問うていない)。
3⽉末で、国際交流基⾦の助成適⽤期間が終わったので、規定に則り、助成に対する「最終
報告書」原本を当地、⽇本⼤使館に提出した。したがって、新会計年度における国際交流基
⾦への助成申請に影響することはない。今回の助成に関しては、先⾏年の助成の最終報告書
が出されておらず、その問題のために、交付が遅れた。また、教科書輸⼊時の税関不通過の
問題が重なり、前期では、教科書を利⽤できなかった。前期20名、後期10名(⾃然減を
勘案)の、のべ30名による利⽤が期待されたが、現実は後期の4名だけという寂しい利⽤
にとどまってしまった。前期にも利⽤できていれば、⾃然減をもっと少なく留められたので
はないだろうか。今年の前期には優秀な学⽣が多かったのに、残念である。ライブラリには
残る教科書なので、今後の先⽣達に活⽤していただければ幸いである。