4月報告分
〇 日本語弁論大会
4月27日(土)、ブルガリア科学アカデミー講堂にて、第30回日本語弁論大会が行われた。ソフィア大学・日本学科からは1年生4名が、ソフィア第18学校、ソフィア第138学校、ルセ市・ヴァシル・レフスキ学校からは合わせて10名が出場した。(画像あり)
第1部(初級の部)と第2部(中級の部)があり、テーマは日本文化、生命尊重、自己の生き方などで、3分の短い間にそれぞれが自分の思いを込めて力強く話していた。 審査員からの質問もまた日本語で聞かれ、出場者は日本語でそれに答えなければならないので、皆最後まで気を抜けず緊張している様子が伝わってきた。
審査の結果、ソフィア大学からは3名が入賞を果たしたが、出場した学生のどの弁論もレベルが高く、僅差であったと感じた。
〇 3年生の授業
・単 元:第15課「世界と私の国の未来」
・ねらい:世界で問題になっていることに目を向け、自らの問題として考えることができるようにする。
・活 動:『世界がもし100人の村だったら』や『マータイさんのもったいないキャン
ペーン』の内容を読み取る。また、意見を言う/賛成・反対をするといった会
話練習をする。
・感 想:世界の諸問題について、世界を100人の村に置き換えて考える本教材は、これまでパーセンテージだ
けで見ていたデータを身近な人々のこととして考えることができ、学生が習った文法や語彙を使って
作文を作りやすいと感じた。
2年生
使用教材『まるごと 中級1』トピック4~6(温泉に行こう・最近どう?・マンガを読もう)
グループを2つに分け、クラスが少人数になったことで授業中の一人一人の学生の発言・質問が増えた。
トピック6(マンガを読もう)でマンガやアニメについての話題に触れた。大部分の学生が日本のマンガやアニメを見ているようで、学生の関心が高かった。そのトピック後にプレゼンテーション実施。
・自分の好きな日本のマンガ・小説を一つ紹介(なければブルガリア語の物でも可)。
・聴講者をその本を読みたい気持ちにさせる事を目標にプレゼンテーションを作成。
プレゼンテーションに対する学生の意欲が高く、原稿を見ずに発表を行う学生も見られた。各々の発表の後の質疑応答も活発に行われた。
