この数か月いつも一緒だったダウンコートにしばしお別れする時が来ました。十数年ぶりと言われた寒さの冬が終わりを告げたようです。つい数日前まで雪や雨のときに使っていた傘を、今は久しぶりの太陽が眩しくて日傘として使っています。冬季休暇が今週で終わり、間もなく夏学期の日本語授業が始まるところです。

〇初級クラス:げんき第4課の途中まで進みました。

第3課に入ると、急に難しいと感じる学生が多かったのですが、徐々にその文型に慣れてきて、安心しました。また、長音の識別が難しいようです。「ここ」と「こうこう」は同じに聞こえると言っていました。Polandをカタカナで書かせたところ、ほとんどの学生が「ポランド」と書いていました。

一部の学生は、ひらがなとカタカナを忘れてしまいました。これはこのままでは良くないと思い、何度も声をかけていったところ、テストを乗り切れるほど覚えることができました。冬休み明けに忘れていないことを願っています。

今年の2月12日は、「脂の木曜日」。ポーランドでこの日はポンチュキを食べる習慣があります。冬学期の最後の授業で、学生がポンチュキを全員分買ってきていて、みんなでポンチュキを味わいました。そんなことをみんなで計画していたなんて…美味しいうれしいサプライズでした。

〇上級クラス:げんき第19課の終わりまで進みました。

 相変わらず会話の学習では、ユーモラスです。感情を込めて言ったり、ジェスチャーを付けて言ったり、若者言葉を使ったり。急にダジャレを言う学生もいて、笑えると共に感心しました。

テストで、複数の学生から、「牛乳を食べちゃった。」という解答がありました。気になったのでフィードバックの際に聞いたところ、シリアルと牛乳を混ぜるからポーランドではそのような表現をするとのことです。

〇JLPTクラス:

昨年のポーランド日本語教師勉強会にて、ポーランド国内でJLPT受験者がますます増えているが、諸事情から受験者数を増やせないため、早く申し込む必要があると伺いました。ですから、学生たちにもその旨を伝え、学生と共に申し込みの日付を確認しました。「これはUWAGAです!」と、強く念押ししました。私が不意にポーランド語を話すと、学生たちは笑ってくれます。

夏学期からは試験本番を想定して、当日と同じ問題形式を時間を計って取り組む予定です。

〇初級・上級共通事項:

テストでは、ペーパーテスト以外にスピーキングテストをしました。学生たちはスピーキングテストがあると知って、驚いていました。テスト後に学生に聞いたところ、「緊張した。でも、書くより簡単。」とのこと。私自身も授業をしていても、それは感じていました。学生たちは、リスニングやスピーキングのほうが得意な傾向があります。夏学期のテストもスピーキングテストをしたいと思います。