基本情報

ブロツワフ経済大学の日本語クラスは、12月も引き続き4クラスで運営しました。日本語が始まってからまだ数年ということもあり、小規模クラスにて粛々と学習を続けています。落ち着いてきたこともあり、現在の人数は各クラス4-5名です。

今回は年末に書道体験を開催したので、そちらを紹介します。

詳細

日本の伝統文化に興味のある生徒が集まって、書道体験を実施しました。私が書道を行う際は難しい理屈や型を気にせずにとにかく体験してもらうことを重視しており、各々が書きたい文字を自由に書くことで書道がどういうものなのかを実感してくれたようです。

おおむね、ひらがなカタカナの習熟が完璧ではない生徒は例題を真似して奇麗に何度も同じ文字を書く傾向があり、学習に熱心な生徒は書きたい文字をあらかじめ調べてから来ることでとにかくいろいろな文字を書く傾向が見られました。生徒の学習進度や興味によって書道のスタイルが変わるのは非常に興味深かったです。すべての生徒に言えることとして、文字のバランスを整えることに苦労しており、私が試しに書いてみたものを見ると(お世辞にも上手いとは言えないものですが)けっこう驚いたりしてくれました。

墨液の取り扱いから始まり、筆の感覚の難しさや漢字の画数の多さに戸惑いながらも各々でよい作品を仕上げてくれたのではないかと思います。高校生は白衣に文字を書いたり意味を付け加えたりと若者らしい芸術の心を発揮しており、私自身も大変楽しませていただきました。

開催にあたってタチアナ先生や大学スタッフのヘルプも心強く、荷物の運搬が非常にスムーズで助かりました。大学の日本語学習への興味はそれほど高くないものの、仕事に協力して円滑に動いてくれるところはこの大学の素晴らしい点です。また、当日の準備と片づけは生徒も協力し合って進めてくれたことでこちらもスムーズにできました。皆様の協力あっての企画で、大変有難かったです。

1月は数回の授業を実施してから冬休みに入ります。3月の2学期開始時にクラス編成を行うかもしれません。

以上。