月に入って、日没時間がまず遅くなり夜の時間が少しづつ短くなってきました。気温は-15℃~+3℃の間を推移し、雪は時々10cm位積もっては融けるというのを繰り返して、決して大雪は降らないので、雪で交通が麻痺することはありません。雨や雪の日以外は、毎朝小1時間大学周辺やWislak川沿いを散歩するのを日課にしていますが、川面も凍ったり融けたりを繰り返し、越冬している水鳥や白鳥たちも時々氷結する川に戸惑っているようです。
大学の授業は1月3日から始まりましたが、コロナの感染がまだ落ち着かないため初めの1週間は全校オンラインの授業となり、私もそれに対応して3日と5日はオンラインで授業をしました。大学の教員等に感染者が出た場合は、その学科・学年全体が1週間オンライン授業になるため、対面授業を基本としている日本語講座もその影響で出席する生徒が12月に入って減少し始めましたが、1月に入ってもこの傾向は続きました。現在コロナによる強制オンライン授業による影響を調べていますが、今期はその影響がかなり大きかったと思われます。しかし他方で、熱心な学生たちは少人数クラスを却って楽しんでいるようでもありました。
1月31日に今学期最後の授業を終了しましたが、期末のアンケートで今学期の感想を聞き、来学期も継続して履修したい学生の人数を確認しているところです。もし継続を希望する学生数があまり多くない場合には、新学期から新規の学生を募集し直して、新たな6クラス体制にする可能性もあり、2月に入ってマテウシ先生と話し合いをすることにしています。なお日本語授業は必須科目ではない講座の授業のため、期末試験は行わず年間を通じた出席率で60%を超えた生徒に修了証書を出すことにしています。
Koi Koi Foundationの月例イベントして、1月11日(火)にZoomで日本の年末・年始の様子を紹介しました。私の方でYouTubeなどから日本の行事に関連して英語で紹介したものなどを選択し、年末の帰省、餅つき、紅白歌合戦、年越しそば、除夜の鐘などの年末行事と、初日の出、お節料理、初詣、家庭の正月、正月の遊びなどの正月行事を約1時間ほど紹介しました。そのあとマテウシ先生が作成した日本に関するクイズが参加者に出され、11名の参加者が約2時間程のオンライン・イベントを楽しみました。 またKoi Koi Foundationの活動の一環として、過去2年ほど休眠状態であった”ジェシュフ囲碁クラブ“に呼び掛け、毎週金曜日の夕方にKino Cafeに集まって碁の対局を再開することになり、私も第1回目の1月14日から連続して参加して囲碁による交流を楽しみました。この毎週1回の囲碁クラブの活動は今後も継続していくことになるでしょう。








大学のキャロル・コンサート



 
