前回のレポートから少し経ってしまいましたが、後期も半ばとなり任期も残すところ2ヶ月ほどとなりました。ここにいるとあっという間に月日が流れます。
日も長くなり夜の8時近くまで明るいので寄り道をしたくなります。気が付くと緑や花が町中に溢れています。
最近はカフェ巡りが楽しみです。小さい街なのでレグニツァのカフェはほとんど制覇したかもしれません。

■授業について
後期は授業の日程が合わない学生が出てきたため、1クラス増やすことになり、後期は週12コマで進めています。更に少人数制となりプライベートスクールのようです。
宿題やテストもなく復習の時間を取るので、ゆっくりペースです。
プライベートクラスは個々に合わせて、他の教材を使ったりテーマを決めて進めています。
高校クラスは、1コマ45分とあっと言う間に終わってしまうので、文字や進捗にこだわらず、楽しくゲームなど取り入れながらやっています。
・ビギナークラス×3(Genki L3)
・継続クラス×3(Genki L6, L9)
・プライベート(オンライン含む)×5
・高校クラス×1

大学と高校でそれぞれオープンスクールがありました。
大学では20分程度で日本文化のプレゼンがあり「温泉」をテーマに発表しました。日本語教師が日本語で話し、それを英語の先生がポーランド語で話すという形で毎年進めています。

高校のオープンデーでは、教室の一角で日本語のコーナーを作り見学の学生たちを迎えました。折り紙、福笑い、お箸の豆つかみゲーム、名前のカリグラフィ、浴衣展示など、緑茶とお菓子も用意しました。学生がカップケーキを焼いてもってきてくれました。
折り紙は、簡単なネコとわっか飛行機の折り図を用意したので学生たちも教えやすかったようです。
空いた時間に日本語の生徒たちに浴衣を着せてあげることができました。折り紙やゲームなどの案内は学生たちにやってもらいました。とても楽しかったと大興奮で、高校生たちが主体的に参加することができたのでそれが良かったと思います。
他の学校と比べると小規模なものですが、よい経験となりました。