ご報告が遅くなり申し訳ありません。

4月は、木々の花が咲き誇り、大学に徒歩で行くのが気持ちよい季節になりました。

道端にはタンポポや名もない野草が咲きそろい、その中を時々カモメが歩いて、えさを探しています。そして南の国から、燕がやってきて、ブルガスの空はにぎやかになりました。新緑も日毎に増して、街角で農家のおじいさんやおばあさんがチューリップや水仙を売っています。チューリップは6本で2ユーロします。

半年が過ぎて、授業の内容も複雑になり学生たちは、新しい文法や漢字に悪戦苦闘している毎日です。漢字は学ぶ量が多くて大変そうです。

漢字をどうやって教えたら記憶しやすいのか、どんなアイデアを使ったら漢字の学習が楽になるのか、今悩んでいます。

今月末はソフィアの日本語弁論大会に参加するため、参加者の二人の学生たちと、同僚のブルガリア人の先生と私と4人でソフィアにでかけました。残念ながら、一人は直前に参加をキャンセルし、もう一人は、スピーチの最中に突然言葉を失い、入賞することができませんでした。リハーサルの時は、規定の時間内であんなに流ちょうに話せたのに、本番では、なかなかそうはいかないものです。

でも、お陰様で、大学が借りてくれた、すてきなアパートで学生たちと3日間一緒に生活し、とてもいい時間が過ごせました。それは、いわば、彼らにとってマンツーマンの強化日本語合宿みたいなものでしたから。彼らの自然な日本語会話力が向上しました。

ソフィアへの往復は、学生の一人が車を運転して他の三人を乗せてくれました。ブルガリアの広いなだらかな丘陵地帯は黄色い菜の花畑が延々と続き、とてもきれいでした。

弁論大会の結果はともかく、チャレンジした彼らの勇気に拍手したいです。…きっと今回の経験が今後の彼らの日本語学習のばねになりますようにと、日本語教師の私は願っています。写真は4月初めブルガスの隣のリゾート地ソゾポルを訪ねた時海岸で写しました。まだ海水浴客が来る季節じゃないので、閑散としています。