ポーランド・シロンスクレポート
1月9日に冬休みが明け、授業開始となりました。
英語学科内にある本日本語副コースは、2月からの試験週間に先立ち、1月中に試験もしくは授業評価を終えるということで、冬休み明けとともに忙しい日々となりました。私の担当は「会話」「聴解」「作文」と、試験がしにくいものばかりで、公正かつ明朗に行うために四苦八苦いたしました。やはり、学期が始まる時点で、しっかりとどのように評価するかのイメージをつけておかないといけないと再認識いたしました。この点のつめが甘いと、試験近くに苦労することとなります。また、試験の作成・実施だけではなく、評価の仕方の詳細がこちらになかなか伝わらず、大変に戸惑うこととなりました。例えば、会話のテストはポーランド人の先生と行うというようなことを、試験の直前に知り、時間や教室の調整、学生の都合との調整等に突然頭を悩ますこととなったり等々。
そんなこんなで1月26日には全ての試験を終え、翌日の1月27日には、ワルシャワの日本大使館の新年、賀詞交換会へ日帰りで行ってまいりました。大使の御挨拶もポーランドの現在の状況を捉えて分かりやすくお話しいただき、とても興味深く拝聴させていただきました。お料理も大変おいしく、特にお雑煮(味噌と醤油の2種類ありました!)ととても珍しい山口のお酒をいただき、久々に日本の味で新年気分を味わいました。ポーランド在住の日本語の先生方とも交流ができ、あっという間の2時間でした。一生懸命働いた後のお酒は本当においしいですね。後期も改善をしながら頑張りたいです。

 
