コロナパスポートの関係で出発を1週間延期したので10月3日に現地に到着しました。新学期は翌日から聞いていましたが、EU外からの新赴任の教師は2週間の待機期間を置くとの規則変更のため、実際、私の授業が始まったのは10月19日からでした。

現段階では、初級5クラス、中上級1クラスの合計週6個コマです。コロナ禍での一年間の空白のせいか日本語を勉強したいとの強い思いがあったのか、多くの人が参加希望に手を挙げたようで、1クラス15人前後との多さ、参加を認められず補欠の形で待機リストに乗っている人が60名以上いる状態です。クラスが進むにつれて、参加人数は減っていくことが予想されますが、今は盛況です。
ほとんどが初級なので英語と日本語の併用は避けられず、私自身の不才に加え、生徒の英語力もバラバラで日本人には聞き取りづらい発音も間々あります。また、ご時世でしょうか、教室内のマスク着用が求められており、発音がこもってなおさら聞き取れない。前途多難で、いろいろ試行錯誤の段階です。
山内 一宏
