早いもので赴任から3カ月が経ちました。当初は慣れない環境で体調を崩したり忙しくなかなか時間が取れませんでしたが、2週間のクリスマスブレイクに入りようやく一息つくことができました。

■大学・授業について
大学は同じ教室を使用しています。毎回レセプションでサインして教室の鍵を受け取ります。
印刷は、大学の印刷所に頼みます。前々日(昼以降であれば前日)までに印刷物のPDFをメール添付で依頼し、当日取りに行きます。
クラスには、Smart boardという大きなモニター付きPC?が設置されています。教材等をUSBメモリに入れてSmart boardに映して授業が可能です。
私はモニターに直接自分のPCを接続して、Googleスライドで作った資料を見せながら授業をしています(教室やPCによって繋がらない可能性あり)。モニターと同サイズの黒板もあるので両方活用しています。毎日PCを持ち歩くのは重いですが、Wi-Fiもありネットも繋がるため動画を見せたり、ネットですぐ調べられるので便利です。あとGoogle classroomを活用すると連絡事項を共有でき便利です。

各クラス5~8名ほどの少人数制+プライベートレッスンがあり、学生数は少ないのですがコマ数はやや多めです。オンライン授業も2コマあります。
学年別のクラスではなくレベル別です。ビギナーのクラスと1年以上やっている継続クラス、数年やっているプライベートレッスンがあります。
単位が取れるクラスではなく幅広く募集しているため、大学生はもちろんですが社会人も多いです。ビギナークラスに関しては、登録者数の2/3程度の人数になりましたが残った方はみなさん熱心です。ただ欠席者もあり復習多めになるため進捗はゆっくりです。

・ビギナー: 3クラス(ひらがなまで終了、げんきL1途中、クラスによりバラつきあり)
・継続: 2クラス(げんきL5 形容詞・げんきL8 shortform)
・高校: 1クラス(ひらがな途中・げんきL1に入ったところ)
※高校は45分授業なので、あっという間に終わってしまいます。なるべく楽しく日本語に触れるよう心がけたい。
・その他: プライベートレッスンが4~5クラス(オンライン含む)。人によりレベルややりたいことがバラバラなので(会話重視だったり、文字や漢字だったり)個々に合わせて授業をしています。

ビギナー・継続クラスは、主にげんきを使用。プライベートはげんき以外も使用しています。
自分がまだ授業に慣れてないいこともあり、当初は授業と教案準備に追われる毎日で大変でした。平日は教案作りに追われますが、休日は少しゆっくりできるようになりました。
クリスマス休暇の前の最後の週に、年賀状を作る文化活動をしました。干支や年号の導入と年賀状の言葉の練習をして、干支のイラストを入れるように作ってもらいましたが、みなさんとても上手に年賀状を作っていました。
何人かの生徒は作った年賀状をそのまま渡してくれたり、またクリスマスのクッキーやチョコレートをくれる学生さんもいて嬉しかったです。

■生活について
大学の寮に滞在しています。出かける際に必ずレセプションに鍵を預けます。部屋には、シャワー、キッチンがついています。洗濯は各階にランドリースペースがあり、電子レンジやオーブンも共有のキッチンに行けば使うことができます。その他足りないものは大きなスーパーで揃えました。
レグニツァは小さな町なので、必要な場所へは歩いて移動できます。
寮から大学までは徒歩20分、町の中心・モールまで10分、駅まで20分、スーパーは何か所がありますが近い所で徒歩5分、その他15分、25分にも大きめなスーパーがあります。ブロツワフまで電車で50分ほどです。

先日、大学のクリスマスディナーに参加させていただきました。メインは肉ではなく色々な魚料理が並びました。もちろんピエロギも。おなか一杯いただきました。
クリスマスブレイクには、ドイツのドレスデンに旅行しました。レグニツァからバスで3時間程度です。ポーランドはブロツワフやポズナンのクリスマスマーケットも堪能しました!