10月18日
ここブタペスト、日本とは反対にインデアンサマーのような天気です。いろいろな、アパートや公共施設を
含んだ大きな公園の中にある我が大学にも秋の気配が色濃く漂っています。
とはいえ、写真にもあるように舗道には落ち葉がふかふかと敷かれているのに、黄と緑の葉をいっぱいにつけた木々で並木を作っています。
2年ほど前から大学の改変、機構などが大きく変わり、日本学科の先生たちも受講している生徒の数は少ないのに、いろいろなイベントをこなすのに、四苦八苦しています。
日本語を専科にしている大学もいくつかあり、日本語熱は高そうで、様々なコンサートや講演会が秋とともにもようされ、私も先週はドナウ川べりの70人位入る図書室で、イギリス人の尺八演奏会に行ったり、昨夕は日本の大学から2日間の日程でやって来た先生の漢字の成り立ちや、歴史についての講演に出かけ、とても興味のあるお話でした。
ポーランド語やチェコ語はいくらか学習し、それなりになじんだ部分がありましたが、同じアルファベットを使いながら、記号がかなり使われていたり、音になじみがなく、私の頭を素通りしていきます。
とはいえ、観光地としては高い評価のあるブタペスト、折角なので自由に歩け、長いハプスブルク帝国が積み上げてきた美術、音楽、建築などを堪能したいものと目論んでいます。
そんな時、頼りになるのはゾフィー、土曜日11時に待ち合わせ、日本食を売っている韓国人の店(おかめ納豆、干しシイタケ、ウドン等購入)や、安いといわれているレストラン「小町」に連れてってもらい、観光の中心といわれる国会議事堂ーー1885年から17年をかけ、世界各地の建築様式をとりいれ、優美な姿を川面に映しています。---中央市場の野菜、果物、肉類などの売り場、初代国王の右手のミイラを収めているイシュトバーン大聖堂ーーー中でオーケストラを演奏していました。--
また世界遺産になっているオペラ座は修復のため、閉館で、なんとも殺風景な劇場でプログラムをチェックしたり、あっという間に6時間近くたってしまいました。
頭の中は相変わらず、ゴチャゴチャです。そのうちをきたいしています。
 
   
  

 
