9月のウッジ研修の後、ポズナンに1泊して15日に赴任地のジェロナグーラに来ました。

毎年お世話をしてくれる英語の先生のダレクさんが駅まで迎えに来てくれ、連れて行っていただいた部屋は、家具などが一新されており、とてもきれいで過ごしやすいです。

 

*クラス編成と授業内容:10月8日に始まった日本語クラスは、火水木の16時から1時間半の授業を各2コマで、火曜水曜の4コマが初心者、木曜日は2年目と中級クラスです。前任者が大学に提案してくださったおかげで、今年は大々的にプロモーションが行われたらしく、90名もの応募があったそうですが、初日が雨だったせいか、ふたを開けてみると1週目の参加者は64名でした。

誰が来てもいい無料のクラスなので、中学生から大学教授までバラエティ豊かな方が来てくれています。現在生徒は初心者が全部で35名程度、2年目・中級クラスが合計10名程度です。社会人は20%くらいですが、歌手の方や翻訳者、博物館の学芸員などユニークな経歴の方が多いです。

11月2週目が終わったところで、初心者クラスは2課の2回目、2年目は5課から8課の復習が終わったところ、中級は8課から10課の復習が終わったところです。

クラスでは、日本語のほかに、私の出身地の大阪についての動画、死者の日のときは日本のお盆の動画、「いくらですか」を勉強した際は日本の造幣技術を紹介する動画と実物のお金を見せるなど、日本文化の紹介も入れています。

*ジェロナグーラについて:ジェロナグーラは第二次世界大戦前はドイツだったという、ベルリンまで2時間の国境近い街です。小さいながらも旧市街やファーマーズマーケットもあり、アパートは大学まで徒歩5分と暮らし易いです。電車の駅や旧市街、カルフールやシネコンが入っているショッピングセンターもバスで15分以内にあり、大学からバスの定期券を支給されているので、重宝しています。

 

また、ベルリンのほかヴロツワフやポズナンにも2時間で行けます。9月に来てから授業開始まで時間があったので、ダレクさんに教えてもらったドイツの街ゲルリッツや、近頃日本でも人気のポーランド陶器の街ボレスワビッツなどに日帰りで訪れました。