入門4クラスのうち、大人のクラスは7,8人に人数が固定してきたが、高校生クラスは14人とまだ多い。先日は2人の男子高校生にぶち切れてしまった。話を聞かず、私語ばかり。他の12人の学生は真剣なのに、クラスの雰囲気ぶち壊しだ。2人のうち1人は「ひらがなも読めます。クラスに入れてください」と直談判してきた子だ。それなのに入ったら「こんにちは」のあいさつもしない。みんなするのに。ほかの子が答えているときは友達と話す。「オレ、授業聞かなくても、ひらがな読めるし、日本語できるもん」の態度ありあり。翌週は2人とも休んだが、昨日は来ている。どうしたものかと心配したが、ブチ切れた甲斐があったのか、まじめに勉強しだした。

 12月3日(日)は、学生の一人が日本語能力試験(JLPT)を受けるためワルシャワに行く日だったが、大雪となった。ジェロナグーラの空港からは日に1便しかないため心配したが、学生は事前に車で行っていて大丈夫だった。 JLPTはたいていの国で首都でしか受けられない。しかし、1~3級ならいざ知らず、学生のモチベーションのためにある4、5級は、インターネットを通じて、どこでも受験できるようにしてほしいと思う。受験料払って、航空運賃払って、結局、雪やその他のことで受けられなかったでは、あまりにかわいそうだ。日本に行きたいと思う人を増やすにも、門戸を広げた方がいい。

 今年の授業は来週で最後。新年の最初は妻がオーガナイズして、希望者に書道のクラスをすることにした。さて、どうなることやら。毎日の生活についてはフェイスブックを見てください。

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