12月報告分
12月初旬に『学生の日』があり、その日に合わせて日本語学科1~4年生全体で学生旅行が行われた。
この旅行は全て学生側が企画。学生から招待があり、学生旅行へ参加。旅行の日程は2泊3か3泊4日(選択できる)で、ソフィアからバスで2時間ほど南へ移動したGovedartsiという所。雪が積もっており、氷点下の景色を楽しめた。日中は雪山の登山や施設付属のスパを各々楽しみ、夜には宿泊施設のレストランホールにてパーティーが行われ、食事とブルガリア民謡に合わせたダンスを楽しんだ。
授業はクリスマスの前週に終了し、冬休みへ。
12月
対 象:3年生(25名 常時出席しているのは22名程度)
使用教材:『上級へのとびら』第11課~12課
ねらい:コンビニや自動販売機、日本史に関する説明文の読解とそれを生かした会話練習
や個人またはグループでの発表を通して、文法や漢字、語彙を定着させる。
単元の流れ:①導入→②文章読解→③作文(主に文章についての感想や意見を書く)→
④ペアで会話練習(モデル会話→適した語彙や文法を取り入れて会話文を完
成させて会話→⑤これまで学習したことを生かし、自分の経験などに基づい
たオリジナルの会話文を完成させる)→⑥ロールプレイ(指定されたテーマで
会話をする)→⑦プレゼン作成と発表(課のテーマに関連した課題に沿って自
作の発表原稿を作り、絵やスライドを使うなどして全体の場で発表したり、聞
き手として質問したりする)→⑧テスト(筆記、教師との1対1の会話)
※毎時、漢字は5字程度、語彙は20程度、文法は5つ程度学習している。
※毎時の始めに小テストを行う。
※必要に応じてJLPTの聴解問題や読み聞かせを行っている。
本教材は2年生で学習済の内容も含んでいるので復習・定着にはとてもよい教材である。渡航時は会話担当と聞いていたが、こちらに来て本教材は全て担当ということになったため、「話す、読む、聞く、書く」をバランスよく学習できるよう日々授業改善を図っているところです。
2年生
使用教材『中級を学ぼう・中級前期』第8課(第一印象)
10月、11月に続き文化の紹介や小テストを実施。また12月には
・中間テスト
・会話のテスト
を実施。中間テストは同じ2年生担当のB先生と作成。会話のテストは学生の緊張が感じられたが、緊張しながらも楽しもうとする姿勢もうかがえた。
冬休み前には学生の授業への欠席が目立った。

