1月報告分

 新年は街中に鳴り響く花火とともに始まった。11月に初雪が降って以降寒さが続き、1月はぐっと冷え込んだ。1月の気温は低く一度積もった雪はなかなか溶けないため、滑って転倒することもあった。アパート内・建物内はセントラルヒーティングがきいており、雪が解けないような寒さでも、引き続き室内は暖かく快適に過ごせる。

 授業は1月3日から授業も開始されたが、1月の下旬には試験期間に入るため、1月の3週目で前期の授業は終了。

〇3年生の授業

 ・単 元:第13課「日本人と自然」

 ・ねらい:読み物を通して、自然に対する描写の豊かさやメタファーを読み取れるように

      する。

 ・活 動:『私と先生』の内容を読み取る。また『俳句:世界一短い詩』を読み、季語や

      メタファー、川柳との違いなどについて理解する。

 ・感 想:自然を描写している文の絵を描かせることで、学生がどのような言葉のイメージを

      もっているかを知ることが出来たが、解釈や学生自身の体験によって少しずつ

      イメージが違うということもわかった。

2年生

使用教材『中級を学ぼう・中級中期』第1課(色)

 正月・初詣・寺・神社など日本文化についての話題を多く扱った。

 2回目の会話のテストを実施。1回目と同様、多くの学生が緊張していたが、表情に少し余裕が生まれたように感じられた。1年時、みんなの日本語・初級で学習した中から基礎の敬語を使用する会話テストを行った。事前にテストの概要を伝えていた事もあり、日本語学習者にとって難しい敬語を使って会話をする学生が半数程いた。

 また期末試験に向けて学生自身に語彙の問題を作成してもらった。その問題を授業で練習し、期末試験対策を行った。