1 授業について
対象3年生
授業の内容は変わりありません。日本と同じように5月上旬は、ブルガリアの祝日が何日か続いて大学が休みになりました。5月の下旬に最後の小テストをしました。
対象2年生
授業の取り組みの中でディベートを行いました。まず学生にディベートで扱いテーマを考えてもらい、テーマを決定。事前にテーマを決め、ディベートで話す内容を考えてきてもらいました。競技ディベート形式にしたので、肯定派・否定派と審査をする審判団も学生に行ってもらいました。事前に話す内容を考えるように伝えていたので、どの学生からも発言があり、活発な討論になりました。活発な討論ながら、感情的にはならず、日本人顔負けの発言もあり、こちらも勉強になりました。それ以外は通常と変わらず、テキストに沿って授業を進めました。5月31日にソフィア大学日本語学科の文化祭があり、文化祭前は欠席する学生が目立ちました。
2 ソフィアの生活について
今月は、ソフィアの交通事情について紹介しておきます。市内は、バス、トラム(路面電車)、地下鉄を使えばどこでも行けます。以前にも書きましたが、バス、トラム(路面電車)、地下鉄は月50レバで乗り放題のカードが買えます。クレジットカードも乗ってから読み取り機にタッチすれば、そのまま使えますが、乗り放題カードより割高になります。市内中心部のSerdica(セルディカ)という地下鉄の駅から地下鉄2号線で二つ目の駅がCentral Railway Stationで、ここにバスターミナルがあります。このバスターミナルからブルガリアの国内各地に行くバスと近くに国際線のバスターミナルもあります。空港へは、地下鉄が直結しています。私が住んでいるソフィア大学の寮へは、地下鉄4号線でOrlcv mostまで行き、そこで地下鉄3号線に乗り換えてKrasno selo駅まで行って、そこから5番のトラムに乗ります。少し複雑ですが、空港から40~50分くらいです。
3.文化祭
前述したように、5月31日にソフィア大学日本語学科の文化祭が行われました。文化祭の1か月前には学生から文化祭への招待メールがありました。入場は無料で学校関係者だけでなく、一般の方も参加可能。当日12:00~17:00東洋学科の校舎で茶道部、書道部、演劇部(落語)ボードゲーム部、アニメ部、歴史部、金継ぎクラブや切り絵のワークショップなど、各教室に分かれて催物がありました。催物に参加すると入場時にもらったパンフレットにスタンプが押され、そのスタンプを集めると料理部が提供する「みたらし団子・そば・おにぎり・唐揚げ」の中から好きな物を選んで食べることができました。18:00~21:00はソフィア大学本部のホールに移り催物が行われました。音楽部、琴部、ダンス部のパフォーマンス、外部から武道のデモンストレーション、最後には恒例の演劇部によるオリジナル劇がありました。学生たちはみんな活き活きしており、普段の授業で見る顔とは違う学生の顔を見ることができました。
