Wroclaw 経済・ビジネス大学
こちらの大学では2月の第1週目に試験があり、翌2週目から休暇となりました。
試験範囲は初級の2クラス(G1、G3)が「げんき1〜4課」、2年目クラス(G4)が「げんき11〜14課」まででした。試験前の一週間はどのクラスもテストに向けて復習を実施した甲斐もあってか、G1、G3クラスとも平均が8.5割以上、G4クラスは極端に点数が低い学生がいたこともあり平均が69点と低めでしたが、一部の学生を除く多くの学生が8割前後の成績を収めました。
前期最後の授業ではテストの解説の後、全クラスで書道を実施。道具の説明や筆の持ち方、書く時の姿勢などの説明をした後、まずは楽しんでもらうことを目的に、好きな文字を書いてもらいました。スマホで漢字を検索して書く生徒や、自分の名前をカタカナで書いて楽しんでいました。多くの学生はやはり「漢字」に興味があるようで、「愛」や「猫」、「龍」といった、好きな言葉を漢字にしたものや、形がかっこいいものを選ぶ傾向が多くありました。テキストに出てくる漢字は「難しい」といって覚えることに抵抗があるようですが、漢字そのものには興味があるんだなと改めて感じた次第です。最後に丁寧に清書したものを作品として持って帰ることにしたのですが、何人かの生徒が好きな文字や名前、「教師」といった文字を書いて「プレゼント」といって私にくれました。思いがけないプレゼントがとても嬉しかったです。
3週間ほどの休みの後、3月の1週目から後期(夏学期)が始まりました。授業開始時間と曜日は前期と変更はありませんが、メジャー科目の時間割変更があり、日本語クラスの継続が困難な学生が特にG1クラスに多く、6人ほどと大幅に受講生が減ってしまいました。継続してくれている学生の中にも日本語クラスの前の授業と30分ほど時間が被ってしまうとのことで、遅刻してくる学生も増えました。そのため今期から3クラスとも、授業の最初にアニメソングを歌うことを企画し、遅れてくる学生への対策としました。どんなアニソンがいいか学生に意見を聞き、「残酷な天使のテーゼ(エバンゲリオン)」を選択。学生のリクエストでしたがいざ歌ってみると「早くて難しい」という声もちらほら。しかし、「頑張って歌いたい」とのことで、3月はこの歌を歌うこととしました。回数を重ねるごとに皆しっかりと歌って楽しそうです。初級クラスの学生で、普段大人しくて発言もあまりしない子が日本語の歌詞をポーランド語に訳して意味を知ろうとしている姿を見ると、この企画を計画して良かったなと思いました。
開講時から受講生が減り寂しくはなりましたが、継続してくれている学生と残り数ヶ月を楽しく学べる授業にしていきたいと思います。

