12月授業を終えてから1月のクリスマス休暇明けまで10日間ほど冬休みでした。ユリウス暦のもとで、北マケドニアでは1月6日(クリスマスイブ)、7日(クリスマス)、8日(冬休み最終日)は静かにクリスマス休暇を過ごしました。9日以降、前期の最後の授業を実施し、1月後半から2月はじめにかけて試験を行いました。学生たちは出席率もよく、試験勉強もよくがんばっていたので、よい結果を出して後期の授業に繋げていけたらいいと思います。
在北マケドニア日本国大使館からポスターを提供していただきました。ありがとうございました。日本語講師事務所の入口に2枚、中に1枚貼り、学生達から見て一目で日本語講師がここにいるということが分かりやすくなりました。事務所は居心地がよく、私はチュータリングの時間も含めて事務所にいることが多いのですが、不思議と学生達も一日のうちに何度か訪問してくれたことがありました。質問や何か興味関心があれば、日本人がこの事務所の中にいて、そこにいけば答えが直接得られるのは大きなことかもしれません。日本語科目選択者だけでなく、他の学部の学生からも問い合わせがあったりするので、たしかな存在感をキャンパス内で示しているのは重要だと感じます。

Japanese culture 
Pop culture 
Cool Japan, technology
◎ 課外授業として日本語コース
・いろどり入門 第6課まで終了。
1月30日を最後に、課外授業も終了しました。11月後半から1月終わりまで、20人弱の学生が継続的に受講してくれました。『いろどり入門』をベースとして、まるごとのビデオを見たり、エリンのビデオを見たり、最後にはYouTubeで「桃太郎」の動画を一緒に見ました。「きびだんご、ひとつください」、これが聞き取れれば、いろどり入門第6課の内容はバッチリです。課外授業は今年から始まった活動なので、「もしこの続きを学べる機会があれば、みなさんは日本語学習を続けたいですか?」の質問にみんな「はい」や「もちろん」で答えてくれました。
・・・というわけで、次の課外授業の機会には、少なくとも2グループを基本に計画することができます。
①グループA いろどり入門第7課から。(継続学習者向け)
②グループB いろどり入門はじめから。(完全初学者向け)
◎ 正規授業・選択科目
・Japanese 1 まるごと入門A1 第6課まで終了。
12月から対面授業に切り替わり、教室での学習スタイルとなりました。基本的な会話表現はよくできています。後期は「かつどう」をメインに授業を組み立てて、「りかい」の単語や文法学習は宿題にしようかなと考えています。授業進捗と学生の学習負担を見て調整し、ちょうどいいところを探ります。
・Japanese 3 まるごと初級1 A2 第6課まで終了。
たまたま「第6課まで終了」という授業進捗で揃っていますが、私の場合、だいたい同じぐらいの学習時間(前期分のコマ数)であれば、これぐらいの進度で安定して進むでしょう、といういい例かと思います。Japanese 3の学生達も形容詞や動詞テ形の活用を学んで、よくがんばってついてきたと思います。後期のJapanese 4では、もっと活動的に授業を展開する予定です。
◎ 大学主催のマケドニア語初級コース(30時間)修了。
朝9時から午後4時まで一週間みっちり学び、修了証もいただきました。滞在国の言語を、留学生や外国人講師たちと一緒に本格的に学べる機会が得られて感謝しています。
◎ 前々駐日大使・外交官との会食。
マケドニア料理と赤ワインを堪能しました。1月はとても濃い一ヶ月でした。ここに書ききれないような人生の初体験も北マケドニアでしておりますので、もし会った時は、ぜひ聞いてください。

Certificate (Macedonian language course for beginners) 
Macedonian cuisine


