SEEU 小山良夫先生報告書 2

本日午後、予定通りTetovoにありますSEEU (South Eastern European University)の本校を訪問し、

先日お会いしたProf. Dr. Besa Arifi (Advisor for Community and International Relations)に再度お会い

して、日本語コースの2026/27年度開講に関して詳細を確認すると共に、大学内をご案内して頂きました。

以下に確認事項と大学内施設の状況について要点をご報告致します。

SEEUにおいて2026/27年度に日本語コースを開講する件について:

-日本語コースの大学内での所管はFaculty of Languages, Cultures and Communication に所属する Language Centerとなり、責任者はCenterのDirectorとなる。

-現在学習言語としてはマケドニア語とアルバニア語以外に、外国語として英語、イタリア語、フランス語 ドイツ語があり、外国人の教員は英語に一人いるのみである。(中国語、韓国語はない。)

-日本語の位置づけはExtra Courseとなり、単位を認定するものではない。学習者は大学生以外に、地域の 社会人や高校生なども参加することが想定される。

-学習者人数、クラス数等は未定だが、派遣される教師が担当できる範囲となろう。授業は週1回(一コマ90分) ないし週2回も考えられる。レベルは当初は初心者向けコースとなり、次第にレベルが上がっていくと考えられる。

―授業は一般参加者や大学生の自主参加者を考えると、通常の授業終了後、夕方~夜間の時間帯となるであろう。

-授業では英語を媒介語とした日本語教育を希望するので、派遣教師は英語が話せることが前提となる。

-教科書等や教え方については、特段の注文はない。派遣教師に一任することで問題ない。

-正規の語学科目ではないので、試験や単位の付与は行わず、修了者には修了証書(certificate)を交付することにしたい。

-日本語の授業は大学の教室を使用して行うことから、大学のAcademic Scheduleに沿って実施されることになる。

 (休祭日、学習時間等)

大学の施設の確認と視察:〈添付写真を確認のこと。〉

-大学のLanguage Centerに所属する教室を視察した。2人x15台の机がある中規模の教室で、AV設備、Wifi等は 完備している。

-教師控室については確認しなかったが、共用で良いので提供して欲しいと要望し、了解を得た。

-コピーサービスは、通常の授業教材は問題ないとのこと。また本全体のコピーなど大量の場合は、学内に有料

 サービス店があるのを確認。

-教師の居住施設に関しては、学内にある寮の内、教員用のものを視察した。3階建ての3階にあり、エレベーター はなく。外部階段である。案内してくれた担当者によると、広さは51~52m²ほどあり、寝室、居間/書斎、台所、シャワー/トイレが独立していて、設備も比較的新しい。ただ洗濯機が無かったので、入居までに入れることを確認した。

-Wifiについては聞き漏らした。

-学内の食堂を外から確認した。学生達も良く利用しているとのこと。

-買い物は学外に出なければならないが、10分ほど歩けばスーパーなどがあるとのこと。レストラン等も大学の 近くにいくつかあるとのこと。またバスを利用すれば、1~2㎞の所にはショッピング・モールなどもある。

-学内にはレクリエーション設備もあり、自由に使えるとのこと。

-図書館を見学したが、マケドニア語・アルバニア語の図書類は充実しており、一般市民も利用できるとのこと。 ミーティングやイベント会場としても利用できるようだ。

2度目の話し合いと視察の内容は以上ですが、先方は新規日本語コースの2026/27年度開始に大変熱心であり、ぜひICEAを通じて教師を派遣して欲しいとの意向です。

今後人選の問題が最重要と存じますが、北マケドニアは例によってビザの発行に手間取ることが予想されますので、正式の契約締結やインビテーション・レターの発行、無犯罪証明書の入手等を迅速に進める必要があると思います。

7月からは大学は夏休みの季節に入ります。今後私に何かできることがあるようでしたら、ご連絡頂ければと存じます。

なお私は、6月30日に当地を発って、7月1日に帰国の予定でおります。

*市阿新は別途お送りしますので、少々お待ち下さい。

スコピエにて、

小山良夫