Rzeszow大学第二回報告
今年の授業が終わりました。
曜日によって9~11回授業を行いました。
上級クラスは週二回ですが内容が違うので
両方参加する学生が数名います。
特記事項としては、LINEアプリを使って授業以外でも随時質問や意見を
ほぼ毎日出しあっています。
これによって書き言葉を覚えたりチャット特有のスタンプなど
教科書表現ではない日本語を覚えてほしいと思います。
自習中に疑問に思ったことなどをすぐに質問できるのがよさそうです。
また授業ではグループワークで翻訳作業などをするのですが、これがとても
楽しそうです。教科書を離れて生教材に触れると目の輝きが違います。
今年最後の授業では、日本の今年の漢字を紹介し、それぞれの今年の漢字を
筆ペンで書いてもらいました。みんな、漢字を書くのは楽しそうでした。
初級クラスでは、ひらがなカードを各自作って50音終わったところで
単語とりゲームをしました。50音カードの中でいくつ単語を作れるか競争です。
今年最終回では折り紙をしました。鶴とカブトを折りました。
また、全クラスで「東京盆踊り2020」を見ました。
外来語の発音やカタカナの導入に利用しました。
オプショナルクラスでは消しゴムハンコを作ったり年賀状を作成し日本の
学生と交換するという試みをしました。
人数は二人でしたが、とても満足してもらえました。
これを機に日本の学生とつながってもらえたらうれしいです。
授業以外では、ドイツのシュトゥットガルト、エスリンゲン、ハイデルベルグ、フランスのストラスブールに行きました。また国内ではクラコフ、ブロツワフに行きました。
ちょうどクリスマスマーケットが行われている時期だったので、それぞれ
趣の違うマーケットを堪能しました。
また、ワルシャワでポーランド日本語教師勉強会に参加しました。
ポーランドにおける日本語事情や他地域で活動されている先生方からのお話を聞けたり情報交換することができ、大変充実した一日となりました。