ソフィアの春も深まり、心地よい季節となった。
今月は、本学日本語学科にとって一年で最も大きな盛り上がりを見せる「文化祭」が開催された。

16日(土)に行われたこの文化祭で何より印象的だったのは、学生たちが主体となってイベントを作り上げていくひたむきな姿である。彼らはこの日のために長い時間をかけて準備を重ねてきた。実行委員会からは丁寧な招待状まで届き、学生たちの熱意をひしひしと感じた。

文化祭の前半は校舎を舞台に行われた。
学生手作りのおにぎりと味噌汁の提供や、習字で日本語の名前を書いてくれるブース、さらに着付け体験など、日本文化を身近に感じられる工夫が凝らされていた。
校舎全体の飾りつけも実に美しく、会場は活気に満ち溢れていた。

後半はホールに会場を移し、さらに華やかな発表が続いた。
踊りや演劇、合唱、そして箏の演奏まで披露され、学生一人ひとりが日頃の成果を存分に発揮していた。彼らの生き生きとした表情や、協力し合って大舞台を成功させる姿を間近で見た。指導にあたる身として大きな感慨を覚えた。

さて、来月に入ればすぐさま期末テストが控えている。文化祭という大きなイベントを終え、いよいよ学年の集大成という雰囲気が漂ってきた。残り少ない授業時間、そして学生たちとの一回一回のコミュニケーションをより一層大切にしながら、最後までしっかりと見届けていきたいと思う。