ブロツワフ経済大学の今年の日本語講座は、10月16日(月)に開講になりました。

私が担当するのは3クラスです

◆JP01 (ビギナークラス) 月・水 16:00~17:30

◆G4 (after 4 semester クラス) 火・木 17:45~19:15

◆G6 (after 6 semester クラス) 月・水 17:45~17:30

G4(after 4 semester)は、過去2年間日本語講座を受講した学生たちのクラスです

G6(after 6 semester)は、過去3年間日本語講座を受講した学生たちのクラスです。

どちらも去年から継続して私が教えています。

テキストについて

テキストは、JP01(ビギナークラス)は、今回も「GENKI」を使うことにしました。

ひらがなやカタカナ、数字など、覚えなければならないことがたくさんあるからです。

結局、10月は2週間しかクラスがなかったのですが、ひらがなとカタカナ、数字、年齢の言い方までを教えました。

文法は第一課を教えています。

<今年初めて教える学生たち 手にしているのはカタカナの名前を書いたカードと鶴のカードスタンド>

G4とG6は、今回、初めて「できる日本語」を使うことにしました

G4は「Genki1」を終えて、「Genki2」16課まで、

G6は「Genki2」の20課まで進んでいました

しかし、去年から課題として、話す力をつけさせたい、話す練習に時間をかけたいと思っていたのと、

この2つのクラスには、来年3月に日本の大学に留学予定の学生が4人いるので、

実践的な日本語を学ばせたいと考えて、今回「できる日本語」を選択しました

結果として、学生たちには好評でした

ある日の授業は、「趣味を言ったり聞いたりすることができる」というのが目標です

授業の初めの頃は、まごついていた学生たちでしたが、同じ文を繰り返していくうちにとてもスムーズな会話に

なっていきました また、ダイアローグに出てくる「同じですね」「そうですか」といったフレーズも覚えて

授業の終わり頃にはとても楽しそうに会話をしてくれました

今日は日本語をたくさん喋ったな、と感じてもらうのを授業の目標にしているので、

このテキストは合っているなと思いました

グダンスクへ小旅行

大学到着から授業の開始まで、2週間ほどあったので、グダンスクへ小旅行しました

インターシティという都市間電車で5時間ほどです

<グダンスク中央駅>

ポーランドが民主化する起点となった街なので、行ってみたかった街です

<グダンスク造船所>

バルト海に面した街なので、内陸のブロツワフとはまた違った魅力がありました

<夕暮れの街>

冬時間になって、授業の開始時刻には真っ暗になってしまうのですが、今年は、比較的穏やかな天気が続いているので、過ごしやすいブロツワフです