2018年ウッジ研修オポーレ合宿を終えて、9月下旬にウッジ工科大に赴任しました。

ウッジ工科大学は10月第2週にオリエンテーションを行い、第3週より授業が始まりました。しかし今年は11月第1週に日本週間(日本を紹介するウッジ市内のイベント)があり、今回の報告ではそちらを記載します。

本年で第39回となる日本週間ですが、今年は月~金のスケジュールとなりました。(例年は火~土)関西学院大学からウッジ大学に研修に来ていた研修団に登壇して頂くための全日平日開催ということで来客数が気になりましたが、大きな影響もなく例年通りの客足だったようです。全体のプログラムはすべてポーランド語で実施され、日本人が登壇する際は英語を使用し、ポーランド人の学生有志がポーランド語へ通訳する運びとなりました。日本語の映画はすべてポーランド語字幕がついており、英語のできない市民の方でも不自由することがない良く配慮されたプログラムです。

開幕で関西学院大学の教授が講演を行いました。教授は言うまでもなく日本在住ですが、ポーランド語が堪能な方で、最初から最後までポーランド語で講演していました。習得が大変難しいポーランド語ですが、その維持もまた大変なはずです。通訳の手助けなしで講演されることは大変価値のあることで、開幕最初のプログラムとして相応しいお話を頂けたものと思います。(残念ながら私がポーランド語を理解できないため、内容はわかりませんでした)

さて、教授の講演の直後ということで大変恐縮でしたが、私も講演に参加させて頂きました。本年の日本週間のテーマが「日本の伝統、教育と仕事」ということで、私の講演のテーマは「学生の就職活動」としました。日本でいうところの所謂「新卒の就活」です。聴講者には学生もいるでしょうし、単に仕事の話をするのではイメージしにくいだろうということで、仕事の一歩手前、就職活動をテーマとしました。(そもそも文化の違いを説明するものなので、何をテーマにしたとしてもポーランドにはその概念がありません。)このテーマにはいい面も悪い面もあるため発表の仕方には非常に頭を悩まされましたが、文化の違いを紹介することが本来の目的のため、悪い面も隠さずに伝えることにしました。結果的にどう感じたかは受け止める側次第ですが、少なくともユニークなテーマになったのではないかと思います。講演は80分ほど行いました。私自身もなかなか大変だったので、これを一人で通訳した通訳者(ウッジ大学の生徒さん)の仕事ぶりは見事なものです。

その他、日本人の登壇は関西学院大学の生徒さんやウッジ大学に留学中の留学生によるスピーチがありました。皆さんなかなか面白い話をしており、会場の受けも良かったです。また、特筆すべきと事としては茶道の紹介と着物の着付けがありました。実演を見られる機会はポーランド国内ではほとんどなく、大変貴重なプログラムだったかと思います。ここでも留学生が1名活躍しておりました。最近の若い子はこのような一般市民を前にしたイベントでも臆することなく活動することができて素晴らしいと思います。私もまだまだ若い子に負けないように頑張らなければと思いました。

全体のプログラムは多少の時間の前後はあったものの、大きなトラブルもなく好評だったかと思います。また来年、第40回記念の日本週間が開催されることを願っております。

 

添付の写真は、プログラムの1つであるお母さん合唱エコーの披露の際のものです。

日本の歌を取り上げており、見事なパフォーマンスでした。