前回の報告からしばらく空きましたが、それは4月終わりに急遽自己都合で帰国したためです。しかし帰国後も、残った期間においてはリモートにて授業は続けました。現地との時差を勘案しつつ、生徒側の予定もあるので隔週土曜日の午前9時から12時15分(日本時間同日午後4時から7時過ぎ)2コマずつに行いました。そして去る6月18日の授業をもって今年度の講座を無事終えることができました。年間コマ数は25(週により若干異なる)で、その結果、初級クラスは「GENKI」の第9課まで、中上級は同第20課まで終えることができました。生徒(受講者)は社会人から現役の大学生、高校生以下も数多くいましたが、それぞれ都合があり意欲喪失以外の理由で途中でリタイヤを余儀なくされる生徒も多く、授業日数の半分以上出席した生徒は初級クラスで17名、中上級クラスで7名でした。次年度はこれまで通りのゼロ初級クラス、中上級クラスに加えて、初級クラス修了者のために初級後期クラス、中上級クラス修了者に上級クラスを設けるようにお願いしておきました。慣れない、不束な先生でしたが、受講者が目を輝かせて日本語の習得に努めている様子は感慨深いものがあり、やり甲斐を感じさせてくれます。慣れない、要領の悪い先生でしたが、とことん付き合ってくれた生徒諸君に改めて感謝いたします。日本語が上達した生徒との再会が待ち遠しく思います。