シロンスクレポート(2月)

先月末には、日本語コースの授業は全て試験が終わり、私も大使館の新年会から戻ると急いで採点作業に取り掛かった。全ての科目にいわゆる試験が課されたのではなく、主要なものだけで、他の科目は授業中の小テストや出席のみで前期の評価を出すシステム。もちろん、ここで一つでも単位を落とすと後期には進めないのだが、前期では基本的に再試を通じて合格させて後期につなげる方向性だ。後期も、前期と同じように5月末までに科目ごとにテストや出席、小テストを等によって合否の認定を終わらせておき、6月の2週目から末にかけて実施される、口頭試問を含む「最終的」試験に臨むことになる。

試験が終了し採点に入っても、一週間は病気などでテストを受けられなかった学生の追対応に追われるが、それが大体終わると、二週間ほどの学期末のブレークに入る。この期間にブレークというのはピンと来ないが、バレンタインやらまた一年でも一番の閑散期ということもあり、旅行などにはもってこいの時期であったりと実は良いこと尽くめだ。四週めに授業再開となるのだが、四週めの木曜日は「脂の木曜日」というポーランドの祝日にあたる。この日はポーランド名物の「ポンチュキ」、日本でいうところの揚げパンを食べる日。断食に入るまえの腹ごしらえ(食材掃除かも?)的なところかくる祝日で、年度初めの自己紹介でポンチュキが好きだと言っていたからか?、この日に授業になっていた4年生からポンチュキをいただいた。ポーランドのポンチュキは、揚げ油が中まで入りこんでおらずサックリしていて私は大好きである。中もベリーのジャムが最も一般的だが様々な種類があって美味しい。また、この日はICEAの先輩で以前シロンスクで教えておられた方が訪問され、私の授業に教え子に会いに参加してくださり、先生の日本土産のお菓子が学生に振る舞われ、また日本語で感想を述べあったりして大変に楽しい一時となった。

一つ試験をクリアして、心機一転、授業内容の更なる向上を目指して新学期に臨んでいる。