9/6  Finally l got Poland!!!
無事にワルシャワに到着しました!
途中経由したドバイと違い、飛行機から見えたワルシャワの緑の多さにホッとします。

ワルシャワから最終目的地であるウッジへ移動し、他の先生方と合流してやっとホッとしました。

皆さんもすごい荷物で『引っ越しと同じですもんね』と笑い合いました。内ではあまり寝れず、せっかくの豪華な機内食も喉を通らなかったけど、空港では荷物もすんなり受け取れ、ひと安心。新しいSIMにも換え、準備万端。

9/10 研修が始まりました。毎日ポーランド語の特訓をし、ポーランドの歴史や政治、時間の聞き方、生活の仕方など徹底的に頭に詰め込んでいきます。
授業はすべてポーランド語と英語。初めてのポーランド語はちんぷんかんぷんで、すごく疲れます。みんな帰ったらパタンと寝てしまいます。

 

【食事について】
ずっと食欲がなかったのですが、だいぶ回復してきました。言葉を覚えてレストランに行ったりスーパーで買い物ができるようになってきたので、少しずつ現地料理に挑戦しています。

これまでに食べたのは
•コトレット (カツレツ。豚、牛、鶏、ウクライナ風、ロシア風などいろんな種類があります)
•ピエロギ (水餃子のように分厚い皮の茹で餃子)
•ボルシチ (赤いのと白いのがあります)
•トマトのスープ
•キュウリのスープ
•リンゴごはん
あとは名前もよくわからないもの…

食べきれないことが多いですが、『持ち帰り用のパックをください』と言えば、たいがいのお店では持ち帰れることも学びました。これは助かります。

毎朝自炊もしています。目玉焼きとベーコンとヨーグルトは日本にいた時と変わらない朝ごはんこれで白いご飯があれば最高ですが、やはりパンが安いです。(一個20円〜60円くらい)

スーパーにはいろんなパンがあります。
大きさによって名前が違って、大きいものをフレップ、小さいものをブーキーと呼ぶようです。大きなスーパーではフレップを自動で薄切りしてくれる機械もあります。(たいがいは切ってあります)
それで毎日サンドイッチを作ってお弁当にしています。

意外と保存料などが入っていないらしく、カット野菜などは開けるとすぐに痛んでしまいます。

スーパーに細切りした人参を売っていたので、よくわからないなりに炒めてみたら、パスタみたいになりました。毎日手探りですが、工夫して生活しています。

  

久しぶりのお休み、みんなで街を散策してみました。私には少し都会過ぎますが、古い建物と新しい設備が混在しているいい街です。

しかし観光地ではないからか、アジア人をまったく見かけません。珍しいらしくチラチラ見られたり電車では必ずチェックされます。でも今のところ嫌な感じではありません。興味があるんだろうなという感じ。

ご飯を食べていると女の子が寄ってきました。お母さんも後ろからニコニコして見ています。『いくつ?』『何が好き?』くらいは言えるようになっておいてよかった。何て返してくれてるかはよくわからないけど『そう〜』と笑ってごまかしてます。

9/18 オポーレへ

実地研修のため、しばらく先生の田舎に行くことになりました。田舎に行けるの楽しみです。特急列車で4時間乗り継ぎ、さらに車で1時間ほど走って、オポーレという村にやってきました。

オポーレは、街の中を運河が走る素敵な街です。人口6万人ほどで、市内は都会ですが、少し走ると緑豊かなな田舎町が広がります。

村では農業や畜産を営んでいる方が多いらしく、広い農地のあちこちに牛豚羊がいて、鶏や子犬がトコトコと道を歩いていきます(放し飼い?)。

  

9/19

着いて早々に、隣村の秋祭り(収穫祭)に参加させていただきました。あいにくの雨でお神輿的なものは見られませんでしたが、カラオケ大会みたいなのもあって、いい感じ^ ^

ほとんど英語は通じませんが、田舎の人たちは温かくて、身振り手振りで突然やってきた外国人をもてなしてくれます。私も普段は飲まない赤ワインをこの時ばかりはがんばっちゃいました。

漢字で名前を書いてあげると大人気に。『ワシも書いてくれ』『息子の分も書いてもらっていい?』と一気に仲良くなれました。

 

一緒に歌ったり踊ったり…大笑いしたり。
芸達者なモモちゃんがいてくれて助かりました。
言葉なんて通じなくても、ほんとに皆さん温かいです。

夜には少し離れた教会の『燭火礼拝』にも参加させていただけました。暗闇の中、わけもわからずついて歩いていましたが、蝋燭の火が一本一本ついていくと…
こんなに人がいたなんて!

圧 巻でした。

村の神父さんともお話しましたが『異教徒であってもこうして教会に来て、私たちの文化に礼をつくしてくれるのが嬉しい』と先生に話されているようです。

祈りの歌声の中、私も同じように火を分けていただけて、なんだか感動しました。

9/21【オポーレ観光 (お城)】
研修の合間にいろいろなところに連れて行ってもらいました。まずはディズニーの白雪姫のモデルになったお城。中は白塗りで本当に絵に描いたような可愛いお城で、あちこちで結婚式の前撮り(?)をしてるのが面白かったです。

仲良くなった神父さんに、別のお城にも連れてってもらいました。個人的にはこちらのほうが、調度品などが重厚で豪華な感じがしました。でも王様は狩猟が趣味だったようで、あちこちに剥製や角が…私も狩猟免許は持っていますが、レジャーハンティングの香りがして嫌でした。

9/22【オポーレでの食事】
お世話になったバーシャさんは料理が上手で、毎日いろんな家庭料理を食べさせてくれました。私たち風にアレンジしてくださってたのかもしれませんが、どれも美味しかったです。

ポーランドではまず先にスープを食べます。
それから重なっているお皿をどけて、サラダやメイン料理を取ります。汁物とご飯を交互に食べる日本とは違うので、それには少し戸惑いました。

でもバーシャさんはいつもパチンとウィンクをして、大丈夫、と言ってくれます。バーシャさんのスープは絶品で私たちは『スーパーズーパ(スープ)』と名付けました。

これまで食べたのは
•じゃがいもとソーセージのスープ
•きのことマカロニのスープ
•卵とサワークリームのスープ
•トマトとカリフラワーのスープ
•玉ねぎとクルトンのスープ
•人参とカリフラワーと芽キャベツのスープ
•チキンのコトレット(と白ごはん!)
•きのこのピラフ海苔添え
•オイル漬けトマトのパスタ
•ロールキャベツ(これもポーランドの伝統料理)
•ほうれん草のガーリック醤油和え
•チキンの丸焼き
•ビゴス(茹でたキャベツにいろいろ混ぜてあるもの)

そして毎日たっぷりの、自家製野菜サラダ。

収穫祭が終わった後は、神父さんがお祭りの食べ物をたくさん持ってきてくれました。カゴの中にはソーセージやハム、野菜や穀物がいっぱい。

本当に毎日幸せでした。

  

  

先日作った大量のピエロギがあるので、ご近所さん招いて夕食会をすることに。メイン料理はバーシャさんのチキンの丸焼き。和食店の娘モモちゃんが取り分けます。

 

お腹がいっぱいになった後は、持って来たコウノトリの折り紙で、皆さんに折り方をレクチャーしました。

コウノトリはポーランド語で『ボチャン』。ポーランドはヨーロッパ最大のコウノトリの生息地だそうです。