12月半ばを過ぎて更に日照時間が短くなり、曇天で気温の低い日が多くなりました。そして12月20日を過ぎて2度ほど降雪があり、10センチほど積もった雪は―15℃近い低温のため溶けず、道が滑り易くなって危険です。ポーランドのCOVIDの第4波感染者数は、12月第1週の1日3万人近くをピークに次第に減少していますが、まだ1日1万人ほどと安心できるレベルではありません。

勤務先の大学では今学期は対面授業を継続しており、学生や教員の陽性が確認された学科/学年は1週間オンラインとなることがありましたが、幸い日本語クラスは12月一杯対面授業を継続することができました。10月の第3週目からスタートした日本語クラスの授業は9週目まで終了し、12月23日(木)から大学の授業はクリスマス休暇に入りました。

初心者の5クラスは、曜日によって差がありますが合計51名が継続して授業を受けており、平均一クラス10名ほどの生徒がひらがなとカタカナを終了して、「げんきI」の第1課を終えた所です。

また初級の1クラスは、10人が登録を継続しており、今年4月~6月に実施したオンライン授業から継続している「ニューシステムの日本語」の第13課を終えた所です。全体では、6クラスで61名が継続して授業を受けており、当初登録の88名と比較すると約3分の1ほど生徒が減りましたが、これは他の通常の授業でも起こっているようで、止むを得ないことと思われます。

11月11日に発足した「Koi Koi Foundation」の活動として、12月11日にクリスマスの折り紙講習会をKine Cafeにおいて実施しました。私が講師役、池田有希子さんが助手で、8名の参加者(5名の学生、1名の母親、2名の小学生)があり、8つのクリスマス・アイテム(ヒイラギ、クリスマス・ベル、星、サンタの帽子、手袋、ブーツ、エンジェル、雪だるま)の折り紙を2時間半の間に皆で楽しく折り上げました。

続いて12月12日に、ジェシュフ・コミック・アカデミー主催の会合にKoi Koi Foundationが招かれ、15名ほどの聴衆に対し、私は「日本の妖怪」というテーマで約30分、パワーポイントによる英語のプレゼンテーションを行いました。また池田有希子さんは「日本のお祭り」の紹介を英語で行い、これらをDr. Mateusz Szalがポーランド語に通訳しました。

12月23日(木)から大学はクリスマス休暇に入り、私の滞在している学生寮は多くの学生が帰省して静かになりました。私は12月23日の夜にDr. Mateusz Szal夫妻にご自宅に招かれて、クリスマスツリーの飾り付けとその後のホーム・パーティーを楽しみました。12月24日(金)~26日(日)はすべての商店が閉まっており、食品の購入などはちょっと不便でしたが、旧市街に出かけるとクリスマス・マーケットで賑わっており、また教会のミサなどを見学することができました。こちらではクリスマスは家族で集まって団らんの時間を過ごすことだということが良く分かりました。また12月31日は、メキシコ人の友人がニュー・イヤーズ・イブパーティーに招いてくれ、新年を友人たちと賑やかに迎えました。

大みそかから元旦にかけて気温が摂氏10℃にもなり、雨もかなり降ったため、年末に積もった雪もすっかり溶けて、道が歩き易くなりました。市内を流れるWislok川も年末はすっかり凍りついていましたが、新年が開けるころには氷も溶けて、しばらく姿を見せなかった白鳥の家族の姿をまた見ることができました。

1月は3日から、オンラインではありますが大学の授業が始まり、日本語の授業も今季初めてオンラインで行いました。多くの学生は帰省先からまだ大学には戻っておらず帰省先の実家からの参加でしたが、皆の元気そうな顔を見て新年からの授業へのモチベーションが一段と高まりました。今週は5日(水曜日)にもう一日オンラインの授業があり、その後来週からは再び対面の授業が始まる予定です。今期の日本語の授業は1月一杯で終了し、2月1か月は試験のためお休みとなり、3月から本年度後半の学期が始まることになっています。

改めまして、新年あけましておめでとうございます。本年はCOVIDも収束に向かい、海外旅行の制約がなくなって皆がマスクをつけなくても済むようになることを祈っております。

ポーランド国、ジェシュフ工科大学の寮にて、

小山良夫