こちらハノイでは11月下旬まで初夏のような陽気で、最低気温20℃前後から最高気温30℃前後の日が続きましたが、12月に入って気温は一気に下がり、最低気温10-13℃、最高気温15-20℃くらいになりました。遅くなりましたが、ハノイ大学の授業の様子についてご報告いたします。

 私は現在2年生6クラスの会話と社会人(2年生相当)クラスの作文・会話の計8コマ(1コマ100分)の授業を担当しています。私は教師経験がなく、今回が日本語教師養成講座修了後初めての授業担当です。最初のうちはこんなに多くのコマ数をやっていけるだろうかという不安がありましたが、8コマ中7コマは同じ内容で実質的に1コマ分の準備で済むので、なんとかやっています。
 授業時間は以下のとおりです。

①7時20分から9時まで
②9時30分から11時10分まで
③12時20分から14時まで
④14時30分から16時10分まで

 私は大学の敷地内の寮に住んでいるので、朝7:20からの授業でもそれほど大変ではありませんが、ハノイ市内は朝から交通渋滞がひどく、学外からの通勤は大変なようです。

 1クラスは30-35人程度で、全ての教室にPC接続可能なプロジェクターと大型スクリーンが設置されています。スクリーンは可動式なのでホワイトボードを使うこともできますが、教室には必ずしもマーカーやマグネットなど置いていません。手書き中心の授業は主流ではないようです。PCは各教室にあり、ここにUSB接続でデータを読み込むことも可能ですが、PCの設定はベトナム語または英語なので、私は自分のノートパソコンにパワーポイントの準備をして、教室に持って行って接続しています。ほかの先生方も大体そうしているようです。頼めばマイクも使えるようですが、私は使っていません。教科書の音声を聞く時は、教室によって設備に違いがありますが、ポータブルCDプレイヤーなどを使います。

 学生さんは高校の成績が10段階中9以上でなければ入学できないとのことで、皆素朴で真面目・優秀な印象です。なぜか圧倒的に女性が多く、どのクラスも9割以上が女性です。
 2年生になって1か月くらいで「みんなの日本語」の初級Ⅱが終わり、会話の授業では「会話に挑戦!中級前期からの日本語ロールプレイ」という教科書を使っています。30人以上のクラスでの会話の授業は養成講座で学んだノウハウでは十分に対処できないところもありますが、ベトナム人の先生の授業を見学させていただき、これを参考にグループワークなどを取り入れながらやっています。

 次回からは、授業中に気づいたことなどを報告したいと思います。