煙台 中国
煙台だより  「授業、学科、寮」
まず、担当している授業についてご説明します。今学期、担当している授業は、1年生の会話と2年生の作文です。会話のクラスは、15名前後です。作文のクラスは、30名程度です。会話は、4つのクラスを教えているので、週4回です。作文は2つのクラスなので、週2回です。
次に、日本語科について、お話します。今いる大学の日本語科の教師は、中国人教師が11名、日本人教師が3名です。日本語科には研究室がありますが、そこには、机が2つ、カウチが2つ、パソコンコーナーに、パソコンが2台、プリンターが1台あります。研究室以外に、教師用のポストもあります。
それから、教師寮についても、ご説明します。既に概略はお話しましたので、今回は、今までご報告しなかったことについて、述べさせていただきます。
教師の寮の部屋には、学校から提供されたパソコンがあります。デスクトップパソコンです。モニターは液晶です。スピーカーも提供されます。
デスクトップパソコンにはWindows XPが搭載されています。日本語対応にしてくれます。インターネットは無料です。但し、今学期あたりから、学校が提供する無料のネットワークに飽き足らず、有料のVPN(Virtual Private Network)にしている外国人先生が増えてきました。
備え付けのテレビですが、ブラウン管テレビです。画質は悪いです。学校がケーブルテレビ会社に加入しているようで、地上波以外のチャンネルも視聴できます。視聴できるのは、英語放送では、BBC (British Broadcasting Corporation)、NHK (NIPPON HOSO KYOKAI) World、マカオの映画チャンネル、Lotusです。中国語の放送は、中国のテレビ番組です。中国のテレビ番組は全て中国語の字幕付きです。
テレビ放送で視聴できるテレビ番組が限られているので、インターネットで、中国のテレビ番組サイトに行き、無料で、テレビ番組を視聴します。アメリカ、英国、日本などの人気テレビ番組を視聴することができます。
郵便は、1階の受付に届きます。ゴミですが、ゴミは分別しません。同じフロアの洗濯機が置いてある部屋の入口に大きなゴミ箱が置いてあります。朝ゴミを回収してくれます。廊下は、毎朝、モップで拭いてくれます。ちなみに、下の写真は、外国語学部がある建物です。以上


 

 

 

 

 

 

 

 

煙台だより 「水と食べもの」
<水事情>
煙台は、南中国と比べても水質が著しく悪いです。なぜか変なにおいと味がします。当地の人々はレモンを入れたりしています。水道水は、飲めないことはもちろんのことですが、飲料水として売られている水も、注意を要します。給水器用に、煙霞洞鉱泉水(16.6リットル)を8元で購入することになっています。ところが、ときどき、鉱泉水でない水(浄化された水なのか?)を売られることもあります。
留学生寮の場合、1階のフロントに行って、その水を購入します。中国人教師のアパートの又貸しの住居の場合、水屋に電話して、水の配達を注文しなければなりません。したがって、簡単な中国語が話せることが必須条件となります。
給水器用の水でも、生水を飲まない方がよいでしょう。必ず、一回、煮沸した方がいいと思います。生水をどうしても飲みたいなら、エビヤンやペリエ等を購入するといいでしょう。
日本料理は、おいしい水が基本となっていますが、当地で日本料理を作るときは、水を使わない工夫が必要です。例えば、野菜を蒸して、なるべく野菜から出てくる汁を使うなどです。
<食べもの事情>
中国人教師のご家庭で、蝉の幼虫のから揚げをごちそうになりましたが、とってもおいしかったです。香ばしくて、豆のような味がしました。見た目は、グロテスクですが、見た目さえよくすれば、日本でも人気が出るお料理かもしれません。なんでも、大学のキャンパス中で、土を掘って集めてきた幼虫だそうです。
山東省は魚貝類の料理で有名ですが、生きた魚貝類をその場で調理しているレストランでも、生臭いことが多いです。水質汚染の影響かもしれません。四川料理のように辛くすれば、食材の問題は影響しないのですが、山東料理は味が薄いので、食材の品質がもろに影響します。
なるべく、自炊したほうがいいでしょう。食材料はなるべく、直輸入品を購入したほうが良いでしょう。野菜は、深刻な農薬の問題があるので、念入りに洗い、時間がある時は、なるべく、30分間水につけてから、料理したほうがよいでしょう。以上

 

 

 

 

 

 

 

 

 

煙台だより 「春の到来」
花が咲き乱れる季節となり、すでに、新学期も半ばとなりました。暖かくなってきたので、戸外での活動を活発化したいところですが、残念ながら、今学期は、大気汚染が目立つようになりました。新学期が開始した2月24日から4月16日まで、微小粒子状物質「PM2.5」が連日100μg/m3前後で推移し、300μg/m3になる日もありました。3月で石炭を燃やす地域暖房が終わったのですが、状況はいっこうに改善されませんでした。
一般的に、北中国は、南中国と異なり、木が非常に少ないのですが、今年は昨年より雨が極端に少ないためか、砂埃も深刻です。空気汚染は、雨が少ないせいもあるかもしれません。いずれにせよ、毎年状況が変化するので、今後どうなるかは予想がつきませんが、少なくとも、来年度からは、大気汚染が改善することを期待したいものです。
さて、今回は、中国人の学生の学習方法について、ご報告したいと思います。中国の大学生の多くは、教科書だけを持って、教室に来ます。その教科書をなぜか、丸めて巻物のようにして持って来る学生もいます。
ノートを持って来ないので、ノートを取るとき、ペンで教科書に書き込む学生が多いです。ペンで書き込むため、教科書の本文がわからなくなることもあります。中国の学校規則では、試験は、ペンの使用が義務付けられています。そのせいかどうかわかりませんが、ペンで書き込むのです。
ノートを持って来ないのは。当地の学習方法なので、筆者が知らないそれなりのメリットがあるのかもしれませんが、ノートを取らせるため、例えば、教科書をワークブックにするとか、既存の教科書をワークブックのように編集して使うとか、教科書を編集して余白を増やす等試みてみました。これがいい方法かどうかわかりませんが、少なくとも、授業中にワークブックのような教科書に書き込む作業をするので、教科書の本文が読めなくなることもなく、ノートを取る作業に近い状況になるのではと思っています。英語科のアメリカ人教師の中には学生にノートを持って来させ、ノートの取り方まで教えている先生もいます。
作文の授業でも、紙を持って来ない学生がいます。紙を他の学生から借りるのですが、紙切れしか手に入らないとき、紙切れに作文を書いて提出する学生もいます。そこで、解決策として、アメリカ人教師もしていることですが、紙を配っています。ちなみに、紙は自腹です。B5サイズの紙を配っています。ところが、せっかく、配った紙を、なぜか、ちぎって、紙切れにして、その紙切れに作文を書いて提出する学生もいます。  以上