基本情報

ウッジ工科大学は後期も引き続き7コマで推移しています。3月でスケジュール組み替えが落ち着きましたので、4月以降は堅実に授業を進めていく予定です。今回は、上位クラスを紹介します。

詳細

上位クラスはメンバーの日本語力も様々で、N2合格を目指す生徒も、N4合格したばかりの生徒もいます。生徒の層の厚さは、日本語教育が始まって年月が経っている工科大学ならではのものではないかと考えています。スピーキング力も中々のもので、授業は概念の説明でもしない限りは日本語だけで完結します。

当然、授業内容もスピーキング力の強化を中心としたものになり、毎週オリジナルの資料を用意することになります。レベル差を埋めるためのハンディキャップなど、考えることや調べることが多く、準備時間とフィードバックの方が授業中よりも大変です。最近はプロトタイププレゼンテーションを実施し、全員、IT専攻らしい独特なアイデアを披露して頂きました。

生徒達のレベルがバラバラとはいえ、問題点はだいたい共通しています。

文法では例えば

・自動詞他動詞の混同

・使役受身の活用ミス

・普通形の接続ミス

などが挙げられますし、

スピーキングに関しては

・論理構成が英語を模倣している

・コロケーションの選択ミス

・枕詞の不足

発音では、

・ポーランド語R,Y soundの多用

・カタカナ用語の長音、語尾母音の欠落

などが共通しています。フィードバックは常時行っているので、遠からず各々一つ上のレベルに到達することでしょう。

授業で取り上げた事象は逐一メモを取る努力家たちが集まっており、彼らと意見を交換することはとても有意義な時間に感じます。学習を継続し、いつの日か日本と何らかの関わりを持ってくれればと思っています。

以上。