ジュール(ハンガリー)
皆さんのご無事を祈っています。そして早く復旧作業を開始して

先ずは、今回の大地震で被災された方々へお見舞い申し上げます。
こちらは明日3月15日の革命記念日が祝日、そして今日14日は振り替え休日となり、長い週末を過ごしていますが、11日の地震発生直後からCNNではbreaking newsとして報道が続いており、片時も目を離すことができません。
今回の地震の強さ以上に津波の恐ろしさ、自然の脅威には人間は全く無力だと、驚愕の思いでみいっています。
当日は東京在住の身内とはなかなか連絡がとれず、不安が募りました。日本時間の夕方に漸く「無事、職場(東京タワー近辺)から巣鴨まで徒歩で帰宅」との連絡あり。
携帯がつながりにくいのでパソコンからのメール。
東北在住の友人からは13日になり、「家族は無事、やっと電気が開通」との知らせ。
こちらでは、TVもラジオも新聞もトップニュース。
新聞見出し 「お父さん、私たちの町はどこに行ったの?」
「お金でも、物でもない!」

後期開始、春近し、中東欧日本語教師勉強会
ここハンガリーのジュールは、1月後半に気温が上昇、まるで”春?”と思わせるような陽光と暖かさ。
しかし、やはり異常、ドナウの支流は氾濫寸前まで水位が上昇した。
2月に入り、今度は冬が逆戻り、というよりも本来の寒さに戻ったといった方がよいだろう。
そして2月8日からは、こちらの両大学、市民講座ともに後期が正式にスタート。
学生、市民講座ともに、継続して勉強し続ける生徒さんの数も落ち着き、次々とステップアップできる状態になってきて、教える側(=彼らのお勉強を助ける)にも、「進んでいるなあ」という思いが湧いてくる。

 

 

 

 

二つの大学の内、工業系統がベースとなっている大学では、今期も初日に「日本語受講希望者」が一堂に会し、学生さん達のスケジュールと教師側とのスケジュールの調整をし、希望者の誰もが受講できるように配慮。
結局、昨年からの継続、前期スタートの継続クラス2クラス、そして新規のクラスの4クラスが出来上がった。
大学側のサポート体制は大変ありがたい。
そして、割り振られて教室も、こちらの希望通りのプロジェクター設備とインターネット接続のある教室なので、スクリーンを見せながら、見ながらの授業ができる。
その場で、PPTに日本語を書いて行くという実演もできる。
学生さん達にとって、アルファベット(私がアルファベット入力をおこなっている)からひらがなへ、漢字へ、カタカナへ変換されるのを目をキラキラさせながら魅入っている。
しかし、他の語学の先生からお話を聞いてみると、そこまでサポートしてくれるのは例外だということだ。 少し”嫉妬”気味の発言だった。
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先日の週末の2泊3日をブダペストでの『中東欧日本語教師勉強会』に参加。
日本語ネイティブ、ノンネイティブの合計60人ほどが参加。
特に「中東欧における文字教育」がテーマ。
ノンネイティブからの、各大学での文字教育の実態報告、いずれも流暢な日本語で行われ、感銘を受ける。
日本から、その道のご教授をお招きしての勉強会。 大いに参考になった。
「楽しく、楽に、安心して」日本の文字を学ぶ、といったフレーズには、大いに賛同。私もこれから、そのように目指していこうと思いを新たにした。
そして、勉強会後は、新たな気持ちで生徒さん達に対応。
なかなか文字を覚えてもらえない学生さん、生徒さん達にも、あまり無理のない方法で進めてみようと模索中。

 

 

 

 

掲載の写真: 快晴の日の落日シーンは、立ちつくすほどに美しく感動的。

年内の活動終了
大学生向けの講座、市民向けの講座ともに、年内の授業は終り。
クリスマス休暇を終えた大学生たちは、これから約一ヵ月間の期末試験月間に突入。
ということで、私の年内の仕事は納まり、当地でのクリスマス、年末を体験中。
二年目ではあるが、昨年よりも降雪、積雪が早かったこともあり、クリスマス中の静寂はより以上に、サイレント・ナイトを実感。

 

 

 

 

最高も最低も氷点下で、ドナウの支流の両岸は凍結。

 

 

 

 

積雪が創り出す模様はおもしろい。 カフェテラスのテーブルには”のしもち”が乗っかり、椅子には白のクッションのように、楽しい模様が見られる。
しかし、クリスマスイブは気温が上がり、気温は10度を超す。雪は一気に溶けて、ホワイトクリスマスとは程遠い景色に……。凍結していたドナウの支流では日の光を浴びながらカルガモの集団が綺麗な翅を輝かせて水の上をスイスイ。

 

 

 

 

今学期は、本来の大学のビギナーのクラスは脱落が少なかったが、学生の能力差が大きく、なかなか先へ進められなかった事は大いに反省すべき点。
その点、モチベーションの高い市民講座出席者たちには大いに感謝。 知識欲が旺盛で、常に一段階上を向いている。 こちらが叱咤激励されている感じ。
これらの反省点等を基に来期はもっと効率よく授業を進めていきたい。
日本だけでなく、世界中で政治的、軍事的、自然災害など、多くの悲しい出来事が起きたが、2011年こそは皆が穏やかに平和に過ごせますように!