12月3日に チェコのブルノー市で日本語能力試験が実施されます。

コメニウス大学からも学生たちが受験に行きますが、その有様につき逆カルチャーショックを受けました。年に一度の大切な試験(と私は思っていますが)に 試験に何の関係もない友人や恋人と一緒に行くのは 少なくともブラチスラバ市ではごく普通で当たり前のことなのです。「ブルノーまで彼の車で行って、一緒に前夜ホテルに泊まって、当日はキスをして受験会場に送り出してもらうのは当たり前」だそうです。受験に無関係の友人と行くのもごく普通のことで、きっと一緒にクリスマスマーケットでも楽しもうということなのでしょう。人の考えは皆異なりますし、それが国単位ともなれば、異文化として扱われます。が、一つの試験が人生を大きく左右してしまう日本で育った人間からみたら、驚きの限りです。しかし、考えてみれば、この国には 中学卒業試験や高校入試、大学入試はありますが、日本のそれらほど厳しくはないように思われ、幼稚舎入園お受験や小中学校入試はありません。「新卒扱い」も「就職活動」も一切なく、大学もいつでも簡単に退学可能で、いつでも気軽に「就職」可能なのです。つまり、他人との競争がそんなに厳しくない国であり、そのうえ「頑張ってもどうせ無理なんだから、最初から取り組まない方がいい」という「穏やかな」国民性なので、切磋琢磨をすることはあまりないだろうと思われる国民なのです。そう考えると納得もできますが、それでも試験に無関係の友人や恋人と「遊び半分で」受験に行くなんていう慣習は、私にはかなりのカルチャーショックです。